はつかぜ

今日の一汁一菜

今日の一汁一菜

今日の夕飯は切り干し大根とザワークラウトの味噌汁に すりごまをまぶしたもの、 かぼちゃを蒸して豆腐のそぼろをちらしたもの、 そしてきゅうりと茄子の浅漬。

切り干し大根というものを初めて食べたがこれがなかなか美味しかった。 細切りにしてザルに広げ一日外に置いておいただけであるが、旨味が 凝縮される上に食感もコリコリと面白くなる。

大根の相手は6月の中頃に漬け込んだザワークラウトである。 乳酸の酸味が熱い体に染み渡る。

味噌を溶いて椀に注いだら、最後に煎りごまをすって入れる。 酸味とごまは相性が抜群である。

野菜を干す

しばらく前に冷蔵庫の電源を落とした。 発酵食品ばかり仕込んでいたので冷蔵庫の中がスカスカになり、 冷蔵庫は不要なのではないかと考えていた。 そんなある時とうとう空っぽになったので、これを期に 冷蔵庫なしの生活を試してみようと考えたのだ。

しかし一人暮らしなので、一食で野菜をまるまる使い切ることはあまりいない。 使いかけの野菜はどうしても出る。 ぬか床に忍ばせたり塩漬けにしたりいろいろ工夫した。 そのうちの一つが干すということである。 梅干しを作るために買ってきた竹のザルが二枚あったので、 余った野菜を適当に切って並べ、梅雨明けの晴天に 晒してみた。

この干し野菜がどれもこれも美味しいのには感動した。 冷蔵庫のはしっこでしんなりした野菜とは大違いである。

当たり前?

昔の人たちは当たり前のように行っていた干すという保存法。 それをすっかり忘れ、冷蔵庫を家に置くことが常識と化している。 大学に進学して一人暮らしを始めるにあたり、なんの疑問も持たず 冷蔵庫を購入したのが懐かしい。 冷蔵庫だけではなく、洗濯機や電子レンジも同じである。 そういえばテレビは買わなかったが…

当たり前という感覚を捨て、本当の豊かさを考えたい今日この頃。 冷蔵庫を捨てる日は近いか。